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盲亀の浮木
┗370
370 :
柳蓮二
2009/01/10 19:22
室内の温度低下に丸まった儘、暫し時を過ごした朝。
少し空いたカーテンから白い物がひっきり無く舞う様に、予報が的中したのだと知る。
収めようかと物理的に難しい事は承知、己の所作では其の中でもほんの一部のみ、であった。
日常の思い出も、とりわけ大きな出来事は心の一部に積み重なって占めていく。
だが、こうした日々の、彼奴と過ごす一瞬、一瞬はごく自然と身に浸透し綺麗に吸収されていくのだろう。
彼奴との時間で形成される、満ち足りた自己。最も欲していた隙間を埋めてくれる、想う愛おしさが、尚彼奴を求めている。
今、このときすらも…
#見事な雪だった。
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