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盲亀の浮木
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401 :
柳蓮二
2009/02/09 20:09
一年に一度の此の数値。
牛肉を食したいと思いながら、微塵も余裕無く過ぎ去った一日。
そっと耳元で囁いてみると、76%の確率で、己の聲で寝惚けながら身動きを、小さく反応を返してくれる御前。
(己では実現不可能なこの数値)
もはやこの感情、――言葉では、言い尽くせないな。
この上無く、愛しい。
綴る少し前に祝辞を頂戴した彼には、改めて礼を。有り難う。
無事に400頁となったことが嬉しいのは勿論だが、己一人ではまた此処までの道を辿る事は不可能だっただろう。此れも、出逢えた者のお陰であり、今寄り添い語り合える後輩の存在があるが故。
思い出が詰まった己の筆は時折荒れ模様を露にしていることも多い。…が、大切な二頁。彼奴の筆跡を読み返す度、其の時とは一味も二味も違う、幸福な一瞬を重ね過ごす今、を痛感する。
#御帰り
無事に己の元に帰って来てくれたこと、
本当に、嬉しかったよ、赤也。
今日は、帰宅を待ちわびながら、空に描くは胸の奥底に沈んだ不安。
恋慕故の、感情。
己の行き過ぎた空想で有ったらしい、そう胸を撫で下ろしたのはいうまでも無い。
実の所、後数分経って居れば根を上げていただろう。
そして、臍を曲げていた更なる時間。杞憂であった事実、無事な様子に安堵したことと、以前とは比較にならぬ程の、御前の変化を見れた為。
描いた姿でなかった事で落胆させたかもしれないな。だが、次回の逢瀬で必ずや実行する機会を設けよう。
#嗚呼。―――100%の確率で、だ。
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