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盲亀の浮木
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485 :
仁王雅治
2009/12/09 23:33
愛の反対は無関心なんだと。有名な女性ン言葉じゃけ知っとうヤツも多いんだろう。確かになァと思う訳よ。愛しとうヤツからの無関心は、ホンに辛え。
昔からの馴染みと語らいに出掛けた。変わってねぇな御前、なん常套句を用意しとったんがのっけから木っ端微塵。男前度上げとうから、まァ驚いた。話せば積もる話も多いんは当たり前か、そろそろ片手じゃ足りん付き合いになっとって月日の流れの無常を此処でも又感じん訳がねぇ。若気の至りっちゅう言葉がよう当て嵌まる時を知っとうからこそ、話せること、話せねぇことが有って、つくづく不思議な縁とはこういうもんを云うんだろうねぇ。今、笑いあえる関係になれたんは俺がではなく、コイツのお陰。感謝は尽きねぇんよ、今も、昔も。然し、恋人ン惚気を聞くことになろうとは…予想外だった。邪な願望があった訳やねぇが、こっそり心ン涙を拭った。幸せそうで良かった、と。――タイミングと、相性。二つが合ってこそ、縁を繋ぐ、極自然に、極当たり前に。コイツと出逢って知ったことじゃろうな。そして其れが真実やと確信した昨日。関係の名前は如何でも良くはねぇ、じゃが、はっきりさせるからといって上手く行くとは限らんだろう。過去を振り返ったときに、何時だってそこに事実は転がっとう、良い事だろうが悪い事だろうが、化石化されて、美化されて。やけぇ、間違いを繰りかえさねぇように、全てを否定しねぇように。
俺は愛をくれとは言うつもりはねぇ、じゃが、俺は無関心の立場に為る位なら消えるぜよ。なァ、赤也クン。
ピヨ。
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