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メロウイエロウ
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7 :
跡部景吾
2008/06/25 10:05
移ろう時の欠片を掌へ。
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窓際で肘を突き。満点で返却されたテスト答案用紙を幼い頃に誰かに聞いた紙飛行機の作り方を脳裏に反復しながら折ってみる。不恰好な其れは一度高く上に舞った後くるくる、と旋回しながら何処かに墜ちて行った。
白と赤と黒、紙とペンの色が酷く空の蒼には不似合いで。笑う。
そう云えばあの頃大事にして居た縫いぐるみは何処にやっただろう、とか。下らない事ばかりが思考を巡り何か大切な事を忘れた様な気がした事を忘れようとして。
晴れ過ぎた空の蒼さに眩暈が。
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虚ろな時の欠片を飲み込んだ。
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