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粉砂糖の砂時計
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129 :
跡部景吾
2012/11/27 00:34
#2012年11月26日 ゲームセンター
急遽デートが決まって久し振りに外に出掛けた。
ゲーセンに来たのは初めてで、真っ先に俺が飛び付いたのが『もぐら叩き』。
アレ、最初はゆっくりだが最終的にフェイント掛けたり中途半端に出てきたり…昔から有るゲームにしてはよく出来てるよな。―…只、ハンマーがもう少し軽くなってくれりゃ良いンだが。
次遣る時には最後に逃がした数匹のもぐらも沈めて遣る。
桃城は桃城でUFOキャッチャーでレインボーのアフロのヅラを取って居た…未だ被った所は見て無ェから次部屋に行った時には被らせる。
――…他にも色々と遊びたかったが俺の携帯が機嫌を思い切り損ねたせいで弾かれ、メールも出来ず其の儘解散。
久し振りに外でのデートに眠気は完全に消えて居たのに本当に申し訳無い。
次のデートは12月1日から2日に掛けての時間無制限。
未だ場所は決まって無いが健全なモノにしたいと思ってる。
#少なくても、今は。
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桃城が一人で抱え込んで居た考え事。
最初に聞いた時点で俺も関わって居る事だと解ったから直ぐに話してくれても良かったンだが…だがデートの最中に其れも消えたみたいで良かった。
人の事は言え無ェが、彼奴は一度考え始めるとどうも自信を無くして思考がマイナスに傾くらしい。
今度からは一人で考え込まずに俺に話して欲しいモンだ…話し合えば心の拠り所を示して遣る事も支えて遣る事も出来る…一人じゃ無ェンだから。
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