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お下劣の国のアリストテレス
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234 :
越前リョーガ
2012/09/06 13:22
親友の柳生が、この三年で七人に振られた。
#柳生「七人の侍ですね」
めちゃくちゃイイ笑顔で言ってるけど、お前それヤバいだろ…三年で告白するほど好きになる相手が七人も出来るもんなのか、普通!
一度目のデートはソツなくこなし、二度目で告白して振られるというのを七回繰り返して来たそうだ。
#柳生「今日は言わば七回忌ですからね。リョーガくん、裏山にあるエロ本を読みに行きましょう」
手慣れたもんだ、七回も連続で振られ続けてくれば落ち込むことすらバカらしく思うらしい。
#「抜ける本ありますかねぇ…虫に食べられてなければ良いですけど」
遠い目をして裏山のエロ本捨てスポットに思いを馳せる柳生。
#俺「お前さ、オナ禁中だろ。すんの？俺が誕生日にプレゼントしたオ○ホだって使ってねーじゃん」
#柳生「…失念していました」
訂正。半年続けているオナ禁を忘れるほど、失恋が効いたらしい。
それまでゲームやってた千石がにんまり顔して、柳生の袖口を引いた。
#千石「使わないなら俺にそのオ○ホちょうだい。ずっと狙ってたんだ、それ。限定品でしょ？最高じゃない♪」
#俺「お前、恋人いんじゃん」
#千石「恋人はオモチャじゃないの♪オモチャはオモチャ、恋人は恋人ってネ」
#柳生「リア充はだまらっしゃい!恋人が出来るまでは自慰をしないと決めて、半年…振られてまた快感が遠のいた私の無念がわかりますか!キィィ!」
暴れる柳生の傍らでオ○ホのパッケージを勝手に開ける千石。
#千石「ねー、このオ○ホ、セッティングしていい？どんなもんかみたい」
#俺「ふざけんな。ヤるなら別の部屋行けよな、お前。気持ち悪いんだよ」
#柳生「千石くん!他人の所有物を勝手に使うのは犯罪ですよ!!リョーガくんも、気持ち悪いってなんですか!私は千石くんのオ○ニー見たいです!」
#俺「うわー…」
#千石「柳生くんはそういうところが振られる原因なんじゃないかな」
千石の引きつり笑いが忘れられない。
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