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宵闇の蒼い太陽への慕情
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139 :
真田弦一郎
2008/10/16 21:18
──私信──
>葵/の恋/詩
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ウチの手塚が、本格的に復活した様だ。
理由は連絡が暫し途絶えていた恋人から報せが入り状況が理解出来た為だ。報された内容は心配の尽きぬものであったが、な。
事情が事情故に逢瀬等は未々先の事となるだろうが、何はともあれ彼の人の声を聞き状況が解れば餓えた心にも余裕が戻り抑制も利くと言うもの。
>彼の人が在る。
その事実が何にも替え難き良い報せだ。
その報せさえ有れば身の内に燻った焦燥や昏き思い等、容易く噛み砕いてみせよう。そうすれば、闇の昏さに引き摺られ鬱々とする事も無くなろう。
嗚呼、相当惚れ込んでいるな。珍しい事だ……此処迄心を奪われる等とは。
絶巓へと至り、其の絶壁から霞越しに見下ろし姿を現したのは……想いが暴走しかかった故の焦燥と、杞憂に過ぎなかったらしい。
崖は、実はなだらかな路へと続いていたのだ。
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