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宵闇の蒼い太陽への慕情
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153 :
手塚国光
2008/11/03 02:04
私信やら、頂いている祝辞に返礼させて頂こうと考えていたのだが……とある番組を見ていたら…見事に気分が逸れてしまった。申し訳ない。明後日くらい迄には如何にかするつもりだ…。
その番組を見ての感想と言うか…感動と言うか…ある意味ファンレターとも言うのだろうか、どうしても綴りたくなったので筆を取らせてもらうが、少しキャラ崩れの色が強くなる事を詫びておく。
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先程見ていた番組にとある動物の話があった。
俺はその動物をこよなく愛している。他の動物も勿論大好きなのだが…それは次元が異なり他と比べ様も無い程に。
俺が生まれた時、その動物は既にこの世を去っていて見えた事は勿論無かったのだが幼少の頃ひょんな事から、その世界について詳しくなった。
数多の名を知り、覚え…その名前が辿った軌跡や更にその子孫へと受け継がれていくストーリーに、幼心ながら夢を覚えた。
そんな折りに知った一つの名前。
とてもシンプルな名前に少し古さを感じる冩眞を雑誌か何かで見て、一目惚れしたのを覚えている。
映像は無かった為、その名前の動物の戦歴や強さを人の口から聞いたから尚更かもしれない。
だから、忘れられない一頭として常に胸にその名前があった。
今夜たまたまチャンネルを変えていれば俺の好きな動物の姿と、その名前が聞こえ慌てて手を止めた。俺の好きな一頭の最期の話が聞けるとは思いもしなかった。
昔ある一頭を助ける為に用いた…当時異例の処置の話を、やはり幼い頃に聞いた事があり知ってはいたのだが……まさか、俺の好きだったその一頭の事だとは知らずとても驚いた。
そして逸話を聞く内に…………涙が溢れて止まらなくなってしまった。
悲しいのでは無く、唯々その一頭が愛しいから…だと思う。
心を許していたと言う人に看取られたと聞いたからかもしれない。
動物にしろ人にしろ最期はやはり誰かが傍に居て欲しいものだろうと、俺は思っている。だが、本来その一頭が生きる世界では怪我が原因の最期を看取る事が出来ないのが常識だ。
それが、例え身体が辛くとも最期迄心許していた人が傍に居て看取られ自然に逝く事が出来た事に、何とも言えない感情がごちゃ混ぜにされ涙腺が壊れたかの様に暫く涙が止まらず…後から後からふとした拍子に零れ出すものだから、止めるのに苦労した(苦笑)
看取る迄の…その瞬間までお互い言葉が通じずとも、伝わったものがあったのではないかと…勝手に想いを馳せてしまったので尚更に。
とある一頭の動物よ…お前を見た事は無いが、俺はその名前を知っている。例え総てを知ってはいないとしても、存在して芝生の上を…旅人の様に時には影すら踏ませず駆け抜けた事を知っている。
四半世紀の時が過ぎて尚、感動を有難う。
俺は、これから先ずっとこの素晴らしい一頭の事を忘れる事なく記憶に留めているだろう。
勿論…他に二、三頭程鮮烈に俺の記憶に刻まれている名前はあるが…今宵は折角だから、あの一頭へ向けて。
例え姿を知らずとも、今でも大好きだ。
俺の愛して止まない動物の、とある一頭………流/星の貴/公/子へ。有難う。
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こんな気分の時にはゆったりと誰かと優しい話がしたくなって…仕方が無いな…(苦笑)
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