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宵闇の蒼い太陽への慕情
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手塚国光
2008/07/11 14:36
久し振りに、腰を落ち着けての逢瀬を楽しめて俺は結構満足出来た。
俺が足りないと言っていた彼奴が、少しでもその不足分を補えたのならば良かったのだが…
下火…と言うか鎮火しかかっていた諸々のスイッチを押されてしまい、内心どうしたものかと思いはしたが…それでも、俺ばかり満足してしまった感が否めない気もする。
あぁ、そういえば先日から書き記そうと思っていた事を忘れない内に書いておこう。
先日、学校から帰る際に大きな段ボール箱を抱えた先生と校門前で一緒になり、運ぶ手伝いをしましょうかと申し出たのだが、軽い物だからと断られた。その代わり中身を減らして欲しいと言われ、抱えていた段ボールを地面に置いて中身を見せられたところ……中にはチョコレートや、それを使ったお菓子がぎっしり詰め込まれていた。意外な中身とその量に思わず目を丸くしながら尋ねたところ、先生の知り合いから貰ったもので、今年の秋に発売される新商品の試供品だと言う事が判明。一人で沢山のお菓子は処分出来ないと言う事で学校の先生方に配り、その残りを抱えて帰ろうとしたら俺に会い、丁度良いから何か持って帰れ…とそう言う事らしかった。
普段の俺なら丁重に断るのだが、新商品と聞けばやはり興味を惹かれ、中身を物色してしまった。
幾つ目かを手にした物を見れば、それは袋入りの板チ/ョコで有名シ/ェフが監/修した塩キ/ャラメルチ/ョコレ/ートだった。
外装からビ/ターだと判断した俺はそれだけを貰って帰る事にした。甘いものを食べる気分では無かったからな。
……余談だが、他にも持って帰れと押し付けられたのだが、それらは丁重に辞退した。
家に帰って早速一欠片食べてみたら…………美味かった…。
すっきりしたビ/ターに練り込んだキャ/ラ/メルの風味とコクが絶妙に合い、更にシャリシャリした塩の粒が砂糖の様な執拗な甘味ではなく、ほんのり甘さを感じさせる…そんな味わいだった。
久し振りに菓子で至福の時間を過ごす事が出来た。…有難うございます、先生。
あれが色んな店に並ぶと、うっかり買ってしまいそうで気を付けなければ…。部員達に見付かる事にも、自分の身体の管理にも(苦笑)
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