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狂い桜の下で .,+* 終宴 *+,.
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乾 貞治（一/途）
2009/11/03 21:48
俺が２冊目の日記を書き終えてからリョーマの日記に同居させて貰い
途中から交換日記としてこれまで綴って来たが、とうとうラストを迎えた。
>４冊目の日記、完走おめでとう。
しかし、ラストとかそういう感慨はもう無いな（笑）
このページも俺達の通過点に過ぎない、そう思うようになった。
次の日記はそれぞれ１冊ずつ手にするだろうけど、これまでと変わらず
互いへの想いを綴っていくことだろう。
現時点で俺とリョーマが付き合って２年と３ヶ月２１日。
色々あったけど、リョーマの手を離そうと思ったことは一度もなかった。
リョーマが隠れてしまった時でさえ、戻ると信じていた。
この先も俺達が離れてしまうなんて、想像もつかない事だ。
リョーマと付き合うまで、気付きもしなかった俺の中の色々な自分。
その沢山のドアを開けて、全ての俺をリョーマは愛してくれた。
もしかしたらまだ知らない俺がドアの向こうに隠れているかもしれないが
その俺をもリョーマは愛してくれるだろう。
リョーマの全霊をかけて。
そして俺もリョーマの全てを受け入れて、これからも愛していくよ。
どんなお前でも嫌いにならない自信がある。
大切で愛おしい気持ちの方が勝るから。
痛みも切なさも寂しささえ、リョーマを愛しているからこそ生まれる感情だ。
だからどんな時も怖がらないで、安心して俺の傍においで？
俺のただ一人の人よ。
４冊目、最後のページに改めてラブレターを書き残しておこう。
>木 苺 リ ョ ー マ へ
> 一 途 貞 治 よ り
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