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Infinight!
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350 :
佐伯虎次郎
2013/03/21 08:37
此処に痕跡を残すのは久しい様に感じる。
綴られる文字の鮮やかなこと。以前と比較して機会が減りはしたものの、愛しい文字の羅列は慌ただしい日常の中にも置き忘れる事の出来ないものだ。
月日は零れる雫の如く留まる事を知らず、共に歩むと決めてから幾多の時を過ごして来た。
変わらないものは無い様に思えるこの時代、互いの中に互いの存在を感じ合える其の事実だけが、今の俺の支え。
財前光という存在は俺にとって只愛しいと思える対象だけでなく、何時しかこんなにも心の中に入り込んで根を張り、暖かな温度となってくれた。
只感謝するばかり。―有難う。
こんな事を言うのは可笑しいかも知れないけど、正直此処迄長い時間を共にする事になる何て思いもしなかった。
出逢いも別れも予期せぬものだから、其の時が何時訪れても良い様に、と、自分の中で境界線を引いていたのかも。無意識に。
今となってはもう、離れられる自信が微塵程も無いんだけどね、…いや、離す自信、かな。
余り欲の無い様に見えるかも知れないけど、多分俺は光が思うより強欲で独占欲の強い、只の男だと思う。勿論隠してる部分は有るけど。何て。
改めて、筆を持つのは難しい。
自分の表現力の乏しさを今でこそ呪うよ。此れも全て、光を喜ばせたいと思うがこそ。拙いのは愛嬌だと思って。
未だ、果ては見えない。此れからも俺の傍に居て、俺を想って欲しい。
350頁の祝いとは名ばかりで何の変哲も無い独白だとしても、光が喜んでくれる事を願うよ。有難う。愛してる。
2013.03.21 佐伯虎次郎
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