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百花蜜...
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498 :
白石蔵ノ介
2009/05/30 20:22
告げた言葉は取り消し不可能なん解っとった筈なんに、僅かな隙間が拡大して漏れた感情
人から言わせたらくだらん事かもしれんけど俺には重大な事やった。
再構築出来んと何度も頭ん中に駆け巡ったにもかかわらず諦めが悪い所為か出てくる言葉は哀れなもんで。
会話する事に恐怖を覚えたんは何時振りか…。覚えのあるこの感情に名を付けるなら『愛してる』になる。俺の中で膨張し過ぎた想いはもう小さくなる事を知らんみたいに存在し続ける。
一生に一度、
本気になったあの人に教えて貰った感情と一緒。
今はセンセだけに…。
あの人以上に好きになれる人なん存在せん、何と比べても俺の一番はあの人や…そう思うてたんにな。
何時の間にかセンセが一番になっとった。今は、いや…これから先もセンセがあの人に負ける事なん無いんやろて思う。
勝ち負けの問題やないけど、確かにセンセはあの人以上になっとるから…やから、ここ数日間が凄く長く感じた。
もう二度とあの単語は言わん…実行してかな信じて貰えんから、見てな。
残り二頁。
やっとここまできた。
正直、完走するんは寂しいもんがある。
書くんを躊躇いそうや。
一枚一枚を大切に…
俺は今日も貴方を愛してます。
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