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╂ヤマト男児への道╂
┗53
53 :
丸井ブン太
2007/12/14 22:22
# 『時代』
テレビを何気なく点けてみたら、なんとそこには「ぽっちゃり王子」の字。
俺は食べていた蜜柑を吐き出してテレビに食い付いた。
言葉通りぽっちゃりとした体型のゴルファーの特集だったンだけど、俺はバイキングの特集以上に真剣に画面を見つめた。
そしてアナウンサーのあの言葉。
#「来年はぽっちゃり旋風が吹き荒れそう?」
俺は込み上げる笑いを抑える事ができなかった。
>ついに来たんだ、俺の時代が。
デヴだのメタボだの、俺を馬鹿にしてきた奴に仕返しができる日が来る。
なんたって俺はテニス界のぽっちゃり王子。
ククク。
にやけちまうぜ。
俺を崇めろい!
跪け、スリム共!
俺がそう一声掛けるだけで、奴らを屈せられる時がくる。
そして来年の流.行語大.賞も頂き。
参っちまうぜ。
>だけど…果たして俺はこのままでいいのか?
ぽっちゃり王子という言葉に甘えて、ダイエットを諦めていいのか?
再来年になったら…またきっとデヴだとからかわれる。
>そんなの嫌だ!
だけど…だけどこのポテチに伸びる手を、止める事ができない。
メタボリックの道に進む足を、止める事が…。
誰か、誰か…、
>誰か助けてくださ―――い!
さてと。
喋ったら腹減ってきたし、カップラーメンでも食うか。
…なに見てんだよ!
さっさと散れ!
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