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【悪】
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224 :
跡部景吾
2009/10/09 21:56
一ヶ月前から心待ちにしていたアイツと過ごす久しぶりの連休は、三日間とも見事に雨。さらには台風も近付いているという不運。(だが、おみくじは大吉)
低い気温と雨が少しも不快に感じなかったのは、俺の隣にアイツがいたから。
#雨の匂いと
#シャンプーの匂いと
#温かい手
体温を奪ってばかりの俺の手を、イヤな顔ひとつせず握るアイツの掌。(何故か泣きそうになった。)
限られた時間の中で、少しでも触れていたくて、近くにいるンだってことを実感したくて、人目も気にせず絡めた指先に、力を込めなかったのは、離れる時の淋しさを軽減させるタメ。
台風で何もかもめちゃくちゃになって、帰れなくなっちまったらいいのにと、真っ黒なお腹ん中で思った俺の頭は、そうとうイカれてんのカモしれない。(子供じみた感情だ。)
離れていると不安になるからと、帰宅してからはアイツとの距離を縮めることばかり考えている。(感情だけで動けるほど、自由じゃないから苦しみが増すばかりでツライ。)
距離を縮めることで失うモノが沢山あるってコト。家族も友人も今まで築き上げてきたモンも、全部手放さねェと俺の欲しいモノは手に入らないってコト。
普通に異性を好きになって、普通に近くの相手を選んでいたら、もっと人生楽だっただろう。こんなに思い悩むこともなかっただろう。
冷静になって考えたら、俺は物凄くバカなヤツで、でもアイツ以外の相手なんて考えられねェから切なくて、考えれば考えるほど深みにハマっちまう。
(ずっと傍にいられたら、どんなに幸せか)
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