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┗月のミルクと星の飴(359-368/388)
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368 :
千石清純
2013/08/26 14:23
友人からの誘いで顔を出したそこで、俺の世界は変わった。
今までみたいにただ上辺だけ取り繕って適当にやり過ごせばいい。
そう思って賑やかしに専じていたのに、気付いてみるとそこが俺の唯一の居場所になっていて、傍に居なければ息も出来ないんじゃないかってくらい大切な友達も出来た。
たった4ヶ月だ。
たった4ヶ月が俺を変えてくれた。
絶望しか感じていなかった俺を、その4ヶ月が幸福にしてくれた。
友達の友達の友達だなんていう見ず知らずの人たちが集まって、ただ純粋にゲームに興じる。
ルールについて真剣に話し合ったり、あの時はこうすればよかったああいう手もあっただなんて盛り上がったりして、みんながひとつになっていった。
とても居心地のいい場所だった。幸福な一時だった。
だから、
『だった』なんて過去形のまま終わらせてはいけない。
今も、これからも、あの場所はみんなの幸福の場であって欲しい。
俺の勝手で失ったものも沢山あるけれど、あの場所は失わせてはいけない。
帰りたい、そう願っているんだみんな。
帰ろうよ。
一緒に帰ろう。俺たちだけの秘密基地へ。
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367 :
千石清純
2013/08/02 23:55
キミがアポトーシスなら俺はネクローシスだ、なんて思った時期があった。
忘れていた感覚が、また、押し寄せてくる。
#全てが壊死する。
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366 :
千石清純
2013/07/07 13:43
今日は七夕だったのか、すっかり忘れてた。
恋人が居ないとイベント事なんてどうでも良くなっちゃって過ぎてからそういやそうだったななんて気が付くんだ。俺もホント現金な性格をしてると思う。
去年は何を祈ったっけ。
今年は何も願い事なんてないなあ。
あるのは願ってはいけない願いだけ。
七夕って何だっけ。
ただの惰性じゃないの。
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365 :
日吉若
2013/06/04 00:18
宍戸さんとの初めてのデートは旧校舎での肝試しだった。
二人とも浴衣で、俺はNOパンツ宍戸さんはスパイダーマンパンツで気合いを入れていて特に宍戸さんは団扇という卑怯な武器を所持していてフル装備でヤル気がみなぎっていた事を覚えている。
初めて手を繋いだ(掴んだ?)のもその時。
音楽室に置かれた楽譜を取ってくるという使命の中長い廊下をあの人の手を掴んだまま走り抜けた時、芽生え始めた想いを貫こうと決心した事も鮮明に覚えている。
前々から計画をしていてどや顔で渡した誕生日プレゼントのなめこストラップは日にちを間違えていた事に気が付いて文字通りヌルッとヌメッと滑ってくれたもので、帰り際お返しにと貰った宍戸さんの汗が染み付いたくしゃくしゃの楽譜は家宝としてジップロック袋タイプの中にきちんと保管されていて汗が乾いた今もまだインクは滲んだままあの時の名残を刻んでくれている。カビは生えていない。
あの人と重ねた日々を思い出して、俺はいい恋をしたと誇らしい気持ちになる。
幸せな事だ。
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364 :
日吉若
2013/06/02 10:02
許された気がした。
あの人がくれたたった一言が、俺の中でずっと消えなかった燻りを消してくれた。
憎まれていると思っていた。
恨まれていると思っていた。
心底嫌われてしまったのだと思って疑わなかった。
何をどうしても消えなかった息苦しさがほんの一瞬で安堵に変わり今までよりは上手く呼吸が出来るようになった。
貴方の言葉はやはり魔法だ。
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363 :
芥川慈郎
2013/05/23 22:23
いつの間にか鍵がかかっていた部屋、
かつて友達だって盛り上がってた(主に俺ひとりで)彼らは今どうしているんだろう。
あのこの恋人さんに似たひとの言葉を見つけて色々な不安が過る。
だけど、もう俺にはどうする事も出来ない。(初めから出来る事なんてなにもなかったけど)
くやしーな。
さみしーな。
なかよくしててほしいな。
もう友達とは呼んでもらえないかもしれないけど、おめえは今でも俺の大切な友達だよ。
辛いとき、どうかひとりで泣かないで。
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362 :
日吉若
2013/05/21 22:06
あの時貴方が言った事、貴方が体験した事、貴方をどん底まで突き落とした出来事、その全てを体験する羽目になりました。
身を以て体験し、そして漸く貴方の気持ちを知るに至りました。
貴方があの頃こんな想いをしていたかと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
酷く、悲しい。
宍戸さん、貴方は今心から笑えていますか?
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361 :
日吉若
2013/05/19 17:19
あの人と出逢った時の事を思い出した。
ある日忍足さんから今集会にいるかと連絡が入った。
その時は寝起きで何の事か分からずに面白い切り返しも出来ないまま知らないと答えると、『面白いヤツがいるからお前かと思った』と言われた。
忍足さんの面白ポイントを知るに大体想像はついたものの俺と似ていると言ったその相手がどんなヤツなのかと内心気になって仕方がなかった。若干の対抗心もあったかもしれない。
数日後、何気無しに参加した集会でその正体を知り強い衝撃を受けた事はきっと生涯忘れる事は出来ないだろう。
俺の姿での初めての交流、とくに気分も乗らないまま忍足さんと参加した集会でやけに面白い宍戸さんに出逢った。
その頃から俺は一部で有名になるくらいの変態さ加減で参加する集会全てで変態だのキモいだの氏ねだのと罵られて全力拒否をされてきた。
今回もそんなものだろうと特に気にする事もなくセクハラ発言のオンパレードで集会をカオスへと導いていたその時、俺にいまだかつて無い未知の衝撃が走った。
俺の濃厚かつハード過ぎるネタが見事に生かされて輝いている。
これは何事だといつか誰かに教わった呼吸法を思い出して冷静さを保ちつつ辺りをよく見てみると、青い帽子を前後逆に被った同校の先輩が俺のどんな些細なネタでさえひとつ残らず面白おかしく拾い上げてくれていた。それもごく自然な所作で、どんなボケ方をしても必ず想像を超えるツッコミを見せてくれた。まさに神だった。
これがあの人との出逢い。
その後、忍足さんから彼が噂の“面白いヤツ”だと聞いて人生初に近いナンパというものをさせて頂いた。
その時のセリフは確か、
『恋愛感情は皆無ですがナンパしても構いませんか』
というようなものだったはず。
忍足さんの為にだなんて言い訳をしていた気もするけれど、今思うとただ俺があの人を離したくなかっただけなんだろう。
唯一、俺を生かしてくれる人だと直感していたように思う。
ただの興味がこんなにも深い恋愛感情に変わるとは夢にも思わなかった頃の話だ。
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360 :
日吉若
2013/05/15 02:26
宍戸さん、俺にはいい友人がいます。
楽しい時寂しい時悲しい時辛い時そして幸せな時に一緒にいて一緒に笑ってくれる友人たちがいます。
だから、しあわせです。
きっと。
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359 :
千石清純
2013/05/05 21:08
>ハッピーバースデー、チェントーネ。
可愛い可愛い寄せ集めの君。
キミの今以上のしあわせを願って俺の幸運をお裾分け。
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