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羽毛ワカメ背負って走る心太紳士
―派手に山吹中―
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柳生比呂士
2007/12/05 22:44
…お母様、貴女の息子比呂士はいじめに遭っているのかも知れません。(ほろほろ)
今日の放課後、部室で着替えようと思ったら鞄の中に入れたはずのユニフォームは消えていて代わりに女子用のスコートが几帳面に畳まれて入っていました。
勿論、私にこのような物を収拾する趣味はありません。
呆然とする私の背後では仁王君が「おう柳生、ええもん持っちょるのう」とニヤニヤしていますし、桑原君も私から目を背ける始末。
最終的には真田君に何者かによってユニフォームがスコートと交換されてしまった事を告げると彼は真顔で
>「ならばそれを穿けば良いだろう。問題は無い」
と言うのですよ!?問題は無いって…寧ろ問題しか見当たりませんが!紳士たる私にこのような…このっ、このような破廉恥な衣服を身に着けろと!?
この際ですから言わせて頂きましょう、あれはもっと丈を長くするべきです。目のやり場に困るのですよ!
先日など女子テニスの審判を任された際、淑女達に「やだー柳生君私達の脚ばっかり見てるー」と言われてしまった屈辱と来たら……!濡れ衣です。(うっうっ)
兎に角私はこのような破廉恥服を身に着けることは出来ないと部室で一人苦悩していた時、私は見てしまったのです……仁王君が私のユニフォームを着ているのを。
とは言え数少ない友を疑うまいと、なるべく気遣いつつそのユニフォームを見せて欲しいと頼んだのです。
しかしその時、彼は何時かの青学戦で私の変装を取る時に見せたあのデビルマンのような表情で言いました
>「ア゙?今日は服がそれしか無ェんだってな柳生、仕方無いぜよ。それ着て部活に出んしゃい」
と。私は涙で曇るレンズをスコートで拭いながらコートに立ちました…あの時何故彼の言葉に逆らえなかったのか、今でも私には分かりません。どう見ても彼のパンツにネームペンで「柳生比呂士」と書いてあったのに。
(主にK原君とN王君とM井君の)笑い声が木霊する中、私は漠然と思いました…嗚呼、仁王君は私が誕生日を忘れていた事を静かに怒っているに違いないと。
一日遅れてしまいましたが、お誕生日おめでとうございました。(過去形)
怒らせてはいけない方を私は怒らせてしまったようですね……
と思ったら、
私にスコートを押し付けたのは切原君ではありませんかーッ!!(眼鏡ショックでぱりん)
切原君は後で体育館裏に来たまえ、一日私が付っきりで英語を教えてあげましょう。ちなみに100単語覚えるまで帰しませんよ。(フ)
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