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香夜の穹
【ありがとうございました】
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184 :
跡部景吾
2008/01/28 16:43
date repo
2008.01.26[sat]
>珍しく時間の空いた土曜日、
>忍足と二人、1日中デートへ出掛けた
忍足は場所が変わる毎に姿を変えての逢瀬、
最初の待ち合わせには向日で現れた緋月。
北風吹きすさぶ通路から逃れるように二人グルメタウンの自動ドアを潜り、
店内を物色して選んだ店で昼食。
道で拾ったというレシートでいきなり向日が引いた福引は、自然公園でのデートチケット。
>侑士と行けば?
瞳細め微笑む相手にチケットを貰い、そうだなと笑い返して運ばれた食事を平らげる。
ダチ同士でする食事そのものの会話を楽しみ、場所を移動しようと云う話に会計をし、
貰ったチケットで向日と二人で福引をする(当ったものは忍足のレポ参照/笑)
次も姿を変えるからと云う緋月の言葉に頷き、向日と軽く挨拶交わして別れ
移動先のゲームセンター入り口へと向かえば、寒そうに俺を待って居たのはジローだった。
何故かジローに手を引かれ(…)賑やかしい店内に脚を踏み入れれば
楽しげな音楽を軽やかに流すクレーンゲームへと近づき中を物色。
此処でもダチの会話を楽しみながら手当たり次第目に付くゲームにコインを入れる。
>…なあ跡部、忍足なんかやめて俺にしなよ。なーんてありきたりだけどさ、俺なら跡部の事絶対泣かせたりしないC?
相手から継がれる言葉に僅か眉を潜める
それは如何云う意味で、
そう問うた己の答えにはぐらかす様な笑み浮かべる相手に困惑する
相手は、緋月。
あの姿の下は、緋月に変わりない筈なのに、
まるで知らない他人を相手にしているような錯覚に陥って
頭の中で混乱する意識を沈めようと何とか言葉紡ぐも、
タイミングよくジローの携帯に届く忍足からの鳩、
>遅いって忍足に叱られちゃった、部屋は12号室だからって、
グルメタウンやらゲーセンやらの戦利品を持ち帰り用のビニール袋に詰められ、
見送るジローに軽く手を振り別れれば、すっかり夜の気配濃くする街中を足早に抜け
忍足の待つ部屋のドアをゆっくりと開けた。
やっとの事、見慣れた姿の本来の彼奴の腕の中にただいまを告げ倒れるように飛び込めば
抱き締められる忍足の何時もの匂いに安堵して。
>疲れたやろ、遊びまわった気分は満喫してもらえたやろか、
そう告げられる言葉に強く頷けば
廻した腕の力を強め、温かな躰を思い切り抱き締める
――本当に時間単位で何人もダチと会ってきた感覚に囚われて
疲れた、と呟けばお疲れと強まる腕に身を預け
>俺の所に帰ってきて、俺に安堵してくれれば其れでええんや、
其の言葉に笑っては改めてただいまを告げれば
身を寄せた儘、唯他愛ない噺に花を咲かせる僅かな時間。
>一緒に風呂入ろうか、
どちらからもなく互いに云えば
互いに上着を脱がせて寒い寒いと叫びながら風呂場へ駆け込む(阿保ップル)
互いの体にシャワーを浴びせ、手に泡立てる石鹸で互いの躰を洗い出せば
>不意打ちで悪戯を仕掛けて来たのは忍足で、
久しぶりに重ねられる躰と相手の熱に
理性など欠片も消える
甘えたように欲しがる相手の声に意識が掠れて
少し前から発情期に入っていた俺は
あっけなく彼奴の手に乱される
>甘い微熱に翻弄されて
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
常にDC(ドライ&クール/笑。言わずもがなDが忍足Cが俺)な二人の付き合いも、
思いがけず甘いデートになった土曜。
明け方近くまで頑張って起きていた彼奴と布団に潜り眠りに堕ちるまで触れ合って過ごした
…そういや、マッパの儘過ごしたんだよな(…)
つうか、忍足のレポ冒頭の黒い悪戯にちょっとビビっちまった俺(ちょっと悔しい)
…あれはそう云う趣向だったのか(ふむ/ぇ)
触れ合いの中、「初めてこんなことした」という言葉が彼奴の口から二度漏れる。
詳しい内容は此処には書かないが、如何してそんな気になったのか、
それが俺だからなら嬉しいと思いながらも
照れたように其れを告げる彼奴がやたら可愛かったのは俺だけの秘密(笑)
>甘くて甘くて如何仕様もない夜が
>日毎、彼奴との間に増えていけば善い
少しづつで構わないから、
二人だけの出来事が。
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