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香夜の穹
【ありがとうございました】
┗443
443 :
跡部景吾
2008/05/09 09:37
ぽとんと落ちた何かが
静かに波紋を広げる
水面に沈んで
正体を知れば、瞳を閉じた。
>木蓮の散り際は、果敢無い、
…如何にも互いに時間がない。
どちらが、と言う訳ではなく、互いに取れる時間が少なくて
求めてしまうのは俺ばかりで
抱き締めたくて腕を伸ばせば
疲れ滲ます優しい彼奴の笑顔で撫でられるだけの頭に
ああ時間が欲しいと口を噤んでは心で願う。
御前が足りなくて、枯渇しちまいそうだ。
二人で過ごす時間が欲しい
ゆっくりと、御前の温もりを抱き締めたい
>先走る欲望は
彼奴にバレたりしないよう
>抑えの効かない劣情は
彼奴の負担にならないよう
>深く深く、
>己の水底に沈めて鍵を掛けて、
.
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