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香夜の穹
【ありがとうございました】
┗454
454 :
跡部景吾
2008/05/14 11:29
温かな素肌の感触に目が覚める
…覚醒して直ぐに聴こえてきたのは屋根を叩く雨垂れの音だったが(笑)
俺の太腿を割って絡まされた忍足の足と
下肢中央を包むように置かれた忍足の手と重なる躰
俺の顔横に置かれた、
指先を絡めて握り込まれた儘の指先
…如何りで、温かい筈。
御前の体が俺を包んで其の儘、
けれど
思い出そうと眠い頭をフル回転させても
昨夜の記憶は曖昧で
互いに半裸で
抱き合ってベッドへ潜ったのは覚えてる
数ヶ月ぶりかに直に触れる、彼奴の素肌の柔らかな熱が心地良くて
触れる唇が優しくて
忍足の躰から伝わる愛しい熱が心地良くて
唯其れだけで
珍しく、彼奴より先に飛ばした意識
…如何も俺の眠ってる間に軽い悪戯してくれたみてぇだがな(隣ガン見)
如何せ悪戯するなら、俺の意識がある時にしろ忍足(笑)
…なんてな?
そんな事は忙しい彼奴には言えねぇけど
ベッドの上まだぼんやりと起きない脳内で
朝の支度を要領善くこなす相手の背を見ながらそう思った。
>今夜も待ってて遣る
御前が帰って来たらいの一番に抱き締められるように
>御前の隣が、俺の居場所。
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