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香夜の穹
【ありがとうございました】
┗483
483 :
跡部景吾
2008/05/28 11:40
>如何にもならない時が在る
精神と躰のバランスが上手く取れない
痛めた肩の所為で回数の減った部活
顔を出せば部員全員が歓迎してくれ、平気かと声を掛けてくれて
当たり前じゃねぇの、と嗤って見せるも
何処か欠けたバランスに独り沈む
日常の精神面をテニスで支えてきた俺は
喪った均衡を誰でもなく忍足に求め
けれど日常忙しい彼奴と俺は、碌に噺も出来ねぇ日が続いていて
>御前の為に治す
そう決めたから、
早く完治させて、夏の大会迄には部活に完全復帰出来るようにと
運動量の足りぬ己の不満や物足りなさを叱咤して封じ込めて来たけど
偶に、均衡が崩れる
崩れ始めたら自分でも手に負えない
止め様と焦れば焦るほど迸って、
>如何にもならないフラストレーション
肩なんざブッ壊れても善いから思い切り動きたい
心臓が破裂しそうに脈打つまで走って
足が攣る程コートを駆けて
…崩れて不安定な心は全て忍足に向かう、
物足りなさは愛情に依存して彼奴を必要以上に過大に求めてしまう
…彼奴を雁字搦めに縛ってしまいそうで、怖い。
俺は心が強いわけじゃねぇ
誰に如何思われようと、俺の心を知るのは俺と彼奴だけで善い
唯云えるのは
球に込めた思いと技術の習得に夢中になる時間こそ
>屹度、俺の基本的な精神を養えて居た時間で、
既に通り過ぎてきた練習を唯繰り返す焦燥、
新しい習得なんざ一つも無く
時折、今更こんな練習してる意味なんざねぇと
てめぇ何様だ、と思う程虚無に襲われる事がある
地道な努力は確かにコントロールの精度に繋がる
決して無駄ではないのは確かだ
けれど
先の無い練習程、集中出来ないものはなくて、
もどかしい思いに囚われる
>独り、取り残されていくような被害妄想、
まるで孤独の世界、
.
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