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予定調和
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79 :
滝萩之介
2007/12/11 04:00
→ 一言Ⅱ空間 ←
例えば地下の空の八分音符のように。
→→→080212←←←
御月様に会いたい。顔を見るだけじゃ嫌、遠い惑星からただ眺めるだけじゃ嫌。其の面に触れさせて、御願いよ、一度で良いの、たった一度で。ブラックホールに呑み込まれても、使い古された衛星や遠心力から抜けられない星屑や塵芥の様に成っても構いやしないから、後悔等しないから、御願い、僕を空に飛ばせて、触れさせて御月様。貴方に触れたら変わるような気がするの、眼に映すものがもっと素敵に成ると思うの、だから、ねぇ御月様。僕の一つの御願い、叶えてよ。最初で最後の御願いと言われても、金輪際この口を経て欲求を吐き出せなくなっても良いから、御願いよ。
→→→080222←←←
僕は見た目ほど、中身は綺麗ではないよ。渦巻く感情に流されそうになる日だってしばしば、御人形のようにただそこに存在するだけで愉しみを与えられるような無機物ではないから。有機物だからこそ疼く其れをも腐らせて土に還せるのだと思う。腐葉土は僕の糧と為り、創る世界の中心を担うユグドラシルを育てるのだ。つまりは日々生長しているの、僕。きっとね。嗚呼光合成をするから、其の傍で、させて。
→→→080307←←←
馬鹿みたいに、笑って過ごせたら良い。些細な事他人が笑わない所己にしか理解出来ない其処で、馬鹿みたいに笑えたら良い。見ていると此方まで釣られて一緒に笑ってしまう。其の妙なツボを押してあげるから、御望みとあらば絵にも成るから。
→→→080329←←←
時折ひどく女々しくなる。僕だって男、そう簡単に甘えるなんてことはしたくないわけだけれども、何故か無性に恋しくなって、頼まれもしないのに声を発したくなったりして、嗚呼、女々しい。何時からこんな風になってしまったの。頭を撫でられるのも腕に囲まれるのも頬を寄せるのも、すべてが好きで今はただ恋しく想う。やり方なんて知らずにこう成った筈なのに、何処で如何習得したのか。時間が、きっと、時間がいけないんだ。嗚呼もどかしい。
→→→080422←←←
A.その、体温と肌の感触。指先を擽る柔らかい髪とこちらを見ている瞳。存在そのもの。無意識に沈むかんばせに、周期的な吐息に触れて確かめたい。今、此処に在るということ。二人横たわれば、僕の瞳孔は御前の特等席・他は見えなくて見えなくて、愛しさに伸ばした腕で全てを喰い尽くしてしまいそうなんだよ。…いや、それとも喰わされているのか。いつの時にか、深みから抜け出せなくなった時は御前が酸素を担えば良い。なんて言っても天秤は保ったままでいてほしい、…一人ハリネズミ。
→→→080430←←←
生クリームそのものは、そう好まないけれど生クリームのような甘さは好き。それよりも和菓子の甘さの方が好き。
生まれてから15年目を迎える今年、僕は未だに時間の使い方の感覚が上手く身に付いていない。無為に過ごすこともまた一興、なんて考えているから、このループから抜け出せないのだろうね。心のゆとり（余裕）を忘れずに、時間を効率的に過ごせる人になりたいものだ。あまりにも時間に追われると、心を亡くしてしまうそうだからね。
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