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続
香夜の穹
(ありがとうございました)
┗120
120 :
財前光
2008/07/29 08:34
深夜…
えも言われぬ不安に駆り立てられて目を醒ました。
隣で寝息立てる蔵を手繰り寄せ抱き締めると返される腕。
存在は確かに此処に在る。
声も、科白も
視線も、瞳も
それに熱も…
全ては俺に向けられてるのは事実。
それやのに何やろ…
蔵を想うこの気持ちは屹度、
輝きを増す星々の様に。
蔵を独占したいこの気持ちは屹度、
底の見えぬ暗黒、ブラックホールの様に。
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