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続
香夜の穹
(ありがとうございました)
┗318
318 :
跡部景吾
2008/11/13 01:24
>忍足の言葉が不意に胸にすとんと落ちた
逢えない時間が沢山あるから
生活時間にズレがあるから
>屹度一緒に居れるんや、
そう云った御前の言葉が本当に不意に胸に落ちて
すれ違いが寂しいと口にした俺を宥める柔らかな声が
二人屹度同じ気持ちなのだと伝えてくれた気がした
風呂上がり、寝室で先にベッドに転がる忍足とそんな会話をしながら布団をめくり、眠そうに瞳閉じる彼奴の隣に黙って身を滑らせれば
お帰りと頭部抱き抱えられる儘に彼奴の躰に腕回し抱き締め返した刹那、風のように唇に掠められたキス、
其の感触が離れて行っちまうのが勿体なくて
奴の唇を追い掛けて、重ねた唇を軽く啄んだ
二人合う時間が中々ねぇから、
中々言葉交わす暇がねぇから、
>恋しくて恋しくて、狂おしく存在を求めるから傍に居られる
何時だって何してたって
欲しいのは何時でも彼奴の温もり
彼奴に与えたいのは何時でも何処でも、俺だけが持つ此の体温
御前が好きだ。
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