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続
香夜の穹
(ありがとうございました)
┗335
335 :
手塚国光(月葩)
2008/11/22 01:01
疲れた顔を隠さず先に夢の中落ちた跡部の寝顔を見下ろし、緩く其の髪を幾度梳く
絹のような柔らかな琥.珀の髪に仄か移る御前の体温
起こさぬよう指先で静かに梳けば、柔らかに五指に絡みつく髪が
何処か御前を彷彿とさせて、酷く愛しい
ベッドサイドに腰掛け、明日の朝まで御前の寝顔を堪能しようと
緩く付けたヒーターの淡い風に当たりながら眼鏡を外しサイドテーブルに置いた
跡部、
なにも力になって遣れなくて済まない…
…跡部、
せめて夢の中では御前らしく全ての柵みから解放されて
其の美しい肢体を自由に羽ばたかせて
御前らしく夢の中泳げ
>御前の傍を、俺は離れたりはしないから。
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