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続
香夜の穹
(ありがとうございました)
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339 :
手塚国光(月葩)
2008/11/24 14:40
眠りに落ちた跡部を腕に抱き、其の柔らかな髪を撫でる
御前が神経をすり減らして居る出来事、其れさえ緩和出来れば屹度、御前にももう少し余裕が生まれるのだろうと
日々疲労の色濃く翳り帯びる綺麗な相貌に眉を顰める
跡部、我慢する事はない。
御前が否定の雷を僅かでも落とせば御前の悩みは改善されるかも知れない
口に出さずとも御前なりの和を考えて手を拱いて居るのは解るから
一度割り切って其の思いを口に出してみては如何だと、
御前の拳が相手に奮われる前に…如何か
俺の日常は落ち着き、御前を受け止めるだけの余裕も出来た
一杯になったメモリーカードは新しく用意し
容量の大きなものに変えたばかりだから
破損した其れを俺は何処まで治して遣れるだろう
でも其れは屹度、数分の一だけでも俺にしか治す事の出来ぬ要素を内包して居るのだろうから
其の部分だけでも、俺が確呼りと支えて遣りたいと願う
我慢をするな、跡部
>出来る限りの力で、御前を抱き留めて遣るから
安心して、此の腕の中に帰還したら善い
俺に今出来る事は惜しみなく御前に捧げると約束しよう
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