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続
香夜の穹
(ありがとうございました)
┗488
488 :
跡部景吾
2009/03/19 00:55
>先にベッド入るわ、
遅くなった部活、マンションのドアの前でラケバのポケットに手を突っ込み鍵を探し始めた瞬間、飛んできた忍足からの鳩
慌てて鍵を捜し当て、鍵を開けて部屋へと飛び込んだ
玄関にラケバを放り投げ、乱雑に靴を脱ぎ捨てて足早に寝室へと向かえば
物音に気づいたのか、ベッドの中僅か身を起こした忍足に「ただいま」を告げ寝具の上にダイブする
>跡部…お帰りや、と
帰宅した俺を迎える声と共に、俺へと伸ばされた忍足の腕の中に迷いなく飛び込み身を沈ませれば
抱き締められる腕の温もりに安堵して、自然と緩やかな笑みが零れた
当然のように隣に潜り込むと再び廻される腕に身を寄せ抱き返し、ただいまと頬を擦り寄せて
直ぐに緩やかに閉じられて行く忍足の双眸を見ては、額に掛かる髪を軽く払い露わになる額に唇を掠めて抱き締めた腕を強める
…御前も、安堵してくれたのだろうか
御前の隣に帰宅した俺に…抱き締め慣れた此の体温に
>ただいま、忍足
体調が芳しくねぇのに、帰宅を待っててくれて有り難うな、
>朝まで一緒に、ゆっくり眠ろう
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