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続
香夜の穹
(ありがとうございました)
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495 :
跡部景吾
2009/03/26 10:03
花冷えに冷えた今朝方、積もる気配はないものの…粉雪が吹雪いて視界を白く染めていて、
学校に行く時間の少し前には俺の家の近辺じゃすっかり止んで綺麗に晴れた青穹が広がっていたが、忍足の家の近辺ではまだ吹雪いて居たようだ。
…俺よりも確実に早く学校に着いた忍足は、予鈴が時を知らせるまで如何も粉雪の中で遊んでいたらしい(笑)
>雪の中で遊んどったら用務員さんに見つかって恥ずかしかったわ(笑)
そう送られてきた鳩にふと思考巡らし、想像しては思わず笑みが零れる。
…彼奴、時折ガキみてぇで可愛いとこあンだよな(きゅん)
子供心は忘れてへん、と笑う彼奴と暫し会話を交し、本鈴のチャイムを耳にして其々の教室へと向かえば、窓辺にはまだ春には少し遠い…温かな恵みの陽の陽射し。
窓辺の傍に枝を伸ばす桜の木のところどころに白い蕾が膨み始めたのが目に入る。
>今年の桜は、ゆっくりゆっくり咲くらしい。
桜に倣って、俺と忍足もゆっくりゆっくり一緒に歩いていけたら善い…とふと思った朝の時間。
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