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睡蓮の記憶
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237 :
滝萩之介
2010/09/09 04:12
もう、ひとつきも前のことだけれど。
合宿だったんだ。
丁度、流星群の時期で就寝時間をすぎても眠れないし、どうしても寝たくなくて一晩中空を眺めていた。
一人でJazzやPops（最近、EU系が好き）なんて聴きながら眺めてたら、いつの間にか隣に忍足がいて、結局二人で色々な話をしながら朝を迎えた。
僕のイヤホンを二人で一つずつ、して、時々は流れ星のことなんて忘れて…ロマンティックだったな。
隣は忍足だけど。（…彼は何も悪くないよ）
恋の話だとか、案外ここは寒いだとか、部のこととか、…この曲いいねとか、麓の町灯りの観察だとかしながら、話したんだ。
あんなに、あいつと話し込んだのはいつ振りだっただろう。
距離を感じたわけではないけれど、時間が人を変えることを改めて、実感した。
…いい人が見つかるといいね、忍足。（笑）
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