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睡蓮の記憶
 ┗247

247 :滝萩之介
2011/03/13 03:29


最近、生花が楽しい。

長く続けているとやはり波というものがあって、どうにも…その良い波というか、調子いいな、という時期が来ない時がしばしばあるのだけれど、今は比較的良い方らしい。
自分自身の状態を客観的に把握することはどうにも苦手だから、あくまで憶測の域を出ないのだけれど。
生花の先生は、僕の状態に対してではなく、完成した作品に対してしか批評をくださらないしね。

先生の、作品を見ていると技術的なことよりも、美しさがまず先にあるように感じる。作品にね。
色々な挿し方をしても、どれも整っていて、そこに堂々と花が「存在」している。
それは、「先生」と呼ばれる他の人の作品を見ても同じで。
それを伝えたら、先生曰く、美しさを感じさせるようなテクニックも必要であるけれども、大切なのはそれを表現しようとする心だ、と。

だから、今、感受性の一番強い時期に様々なものに触れて、そして、これからは衰えさせないように意識して磨きなさいと。
仰っていた。


正直、感受性が強いだなんて言われてもわからないし、中学生という立場でも、あらゆる経験ができそうな気がする反面、ともすると突然それが無理だと実感して無力感に打ちひしがられ、結局何もできずに(あるいは、テニスをして)終わるという時が(主に休日に)ないというわけでもないわけだけれども、まあ、つまるところ何が楽しいのかって言われたら、そんな先生の横で花を黙々と生けていることが最近は楽しいわけだ。

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