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睡蓮の記憶
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252 :
滝萩之介
2014/04/21 01:42
夕方からは時間も速く、ネイビーの空。
透き通ったエメラルドの湖を、カヌーに乗って二人で滑っていた。僕は緩やかに漕ぎながら。
二人の穏やかな時間の間を月明かりとはなびらが飾って…
思ったより狭い湖の向こう岸で、僕は見とれてしまっていた。何よりも尊いと思った。
僕は何かから逃げていた。それはしきたりだったような気がする。
一度通った道を塞がれ、しかし別のルートを通るにはしきたりに従わなければならないのだった。
昨日見た二つの夢。
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