top
睡蓮の記憶
 ┗261

261 :滝萩之介
2021/02/12 03:00



試合があるって。練習試合じゃなくて…、公式でもないけれど…練習なんてレベルの手合わせではない試合が。

あの立海と。



オーダーはまだ聞いていない。
願わくば…と思う気持ちがある一方で、きっと…と思っている自分もいる。可能性だけを信じられないことが悔しくはある。肩書きはすべてではないけれど、戦う力をくれた。今の俺は背負うものがない。プレッシャーも失うものも。そんな者が共にコートに立てるだろうか?
そもそも、あの…世界を相手にした人間と一丸となれるんだろうか。

あの冬の大会に関して、例えば聞いた話では、高校生の中には選手からサポーターに転向した人もいるという。
彼がその道を望んで選んだのかはわからない。ただ、その思い切りが羨ましい。俺はまだ……。
折角試合を見に行ったんだから会って聞いてみたらよかったかな。


とにかく、今は望みがあるのなら試合に出たいと思う。春が来たら高校生になってしまう。その前に何か、為し得たことが欲しい。俺は俺の力が見たい。俺だって学園の名を背負いたい。自分自身のために戦いたい。こんなに膨れてしまった俺の欲望の相手はもはや、同級生では務まらないだろう…。旧知の彼でさえ。
努力ならしてきた。それが実らないのならそれは、方向を違えていたか足りなかったか、運が悪かったか…あるいは…変わってしまったか…、……。身を置いてきたものと同じでないならば、俺の枠は。





そういえば大会のさなか、立海の……が、彼と組んで負傷した話も聞いた。あれから回復したのかな。
当日にはせめて顔が見られるといいけれど。

[返信][削除][編集]



[Home][設定][Admin]

[PR]♪テニミュ特集♪(携帯リンク)

WHOCARES.JP