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┗睡蓮の記憶(222-231/261)
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231 :
日吉若
2010/06/21 17:41
俺の気紛れな心というのは、俺も乱すし、
何よりも、あの人を混乱させていると思う。
好きだからただ 隣にいられることで満足できる俺では不十分なあの人、
つまり、俺ではあの人を満たすことができないということなんでしょう。
ああ。
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230 :
日吉若
2010/05/30 03:13
自分が何者なのか解らなくなる瞬間がある、
例えば電車に揺られているある瞬間だとか
(外の景色が現実のものでなく感じられるような時に)
例えば急に小説の文字が眼で追えなくなる瞬間だとか
(意識が途切れて見失う)
例えば眼が覚めて部屋が闇に包まれている瞬間だとか
(今居るのは夢なのかうつつなのか)
例えばあの人の傍にいる瞬間だとか
(見慣れたかんばせがみるみるうちに溶けていく)
例えば遠い過去と近い過去に思いを馳せている瞬間だとか。
(何もかもの甘い、)
俺が俺自身に関する記憶や思い出を一切無くしたところで、
あの人の妄想の中に連続した「俺」として生き続けてしまう俺がいるであろうことは、どこか悔しい。
生物の細胞は日々生まれ変わるのに(きっと海馬でさえ)、何故心というものは生まれ変わらないのだろう。
連続しているのに変化が起こる。意図に反して。
数列も人生の前では敗北してしまう、んですね。
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229 :
日吉若
2010/05/27 07:09
俺が珍しくカフェに寄る日に必ず注文するのは、―――あの人との思い出。
昨日の雨に傘が壊れた。骨折して。
あの人もぬれただろうか。春の匂い遠かった、あの、雨。
俺の血管は、まだ、絡まったままだ。
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228 :
日吉若
2010/05/17 23:54
もしも感情が薄っぺらな一枚の紙になるなら、
今の俺のそれは幾つにもちぎれた状態で丸まっている。水に沈めたい。
わからない。何を考えようとしてもうまくいかないのは、きっと。
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227 :
日吉若
2010/04/30 04:10
あんなにも、胸が痛かったのは何故なのだろう。
あまりにも近かったから?それとも、硝子のナイフのようであったから?
それとも、俺が子供だったから。?
あきらめ、の一言で感情など、簡単に朽ちる。
きっと麻痺している。指先から、少しずつ。即ち、最後は心臓麻痺。そうなったら俺はもう、
生きていけない。それくらい、感受性は必要不可欠だ。
>>>
後悔、しているのなら、後悔のないようやり直せばいい。と思うのは、俺だけでしょうか。
どうして大切にできなかったのだろうって、俺だって、
ずっと苛まれているんです。
アンタの隣は居心地が良すぎる。
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226 :
滝萩之介
2010/04/30 03:57
甘い言葉で囁くのはプレイボーイの技術なのかい。
でもねえ、
どんな言葉にだって1%の(いや、寧ろ100%の)真実を見出したくなるのさ。
御前相手だから、なおさら。
今度の休みには紙飛行機にマジック、かけて飛んで行こうか、割と本気で考えているんだよ。
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225 :
滝萩之介
2010/04/23 12:16
ねえ、僕らはこんなにも / 近かったんだ
>>>
Honey, 狂ったように歌う
一つの固有名詞
屹度出逢った所為だね、屹度
出逢った所為だよ。
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224 :
日吉若
2010/04/15 22:54
変わらない、ものなんてないから
変わらないように、変わらなければならない。
>>>
Darling, …アンタが、心配で。
声を聞く度、言いようのない不安が俺を襲う。
何故、傍にいられない。この、身体じゃあ。傍にいられない。Darling,darling.
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223 :
滝萩之介
2010/04/01 05:34
お知らせ。
そもそもこの日吉の、惚気だらけの日記を読む人がどれだけいるのかって話だけれど(笑)
町の誕生日を祝う企画が持ち上がっているので宣伝をば。
詳細はこんな感じ。
mb2.whocares.jp
上記の板での参加表明もよし、
mbb.whocares.jp
参加表明はこちらでもよし。
勿論、当日の飛び入り参加も歓迎するよ。
御時間、あったら足を運んでみてくれると嬉しい。僕たちが(笑)
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222 :
日吉若
2010/03/27 04:40
らしくない、音楽の話を少し。
勿論、好みの曲は静かなもので、普段、自発的に何か音楽を日常の背景にすることも滅多にないんですが、こうも寂しい夜には口寂しさにも似た…耳寂しさとでも言うのか、兎にも角にも妙に落ち着けなくて、思わず兄の音楽プレイヤーを借りてきて(きちんと許可は取った上で)暫く耳を傾けていました。
プレイヤーに入っていた曲で、兄(というある意味では他人)とはいえ、やはり同じ遺伝子を持つ身なのかそれほど沢山の音楽を聴いているというわけでもなく、一定のジャンルに偏りつつ、どちらかと言えば特定のアーティストを中心に聴く人のようだ、という様がよくわかりました。
で、それを手にした俺はもう、どうにかしてでもその時の気分を変えたかったので思い切って英語で書かれた洋楽の、メタルを選択したんです。それもヘヴィ・メタル。後で兄に尋ねたら、厳密に言うとシンフォニック・メタルと呼ばれるジャンルなのだとか。
>>>
出だしの強烈なエレキ・ギターのサウンドが慣れない俺の頭に、頭痛さえ起こしそうなくらいに響きます。でも、今の空っぽで血液の巡りが遅い脳にはこれくらいがいい。続いてストリングス。一般的には弦とでも言えば良いのか。それがまた、突き刺さる音に不思議と寄り添っていて、サビまでいくと力強い女性ボーカルとユニゾンで出てくる男声のハーモニー。
kiss-me-good-night
未熟な聞き取り能力で聴こえた、このワンフレーズが消えない。まさに今の俺の状態でしかなくて、他にも聴いていて何故だか心地好い曲もいくつかあったのに、今は、これだけ。
それで延々と聴き繰り返しているうちに(それも、一向に他の部分はなかなか聞き取れないし、聞き取れても頭の中で訳までは行かないくせに)、kiss-me-good-nightと言われる度、今隣にいないあの人の姿ばかりが脳裏にも、瞼の裏にも浮かんで、ああ、毒されていると思う。
心も、思考までも蝕まれている。甘く、あまりにも痛い毒だ。一言も交わさない日が、夜がこんなにも長く、長く長く、苦しいものだなんて。数日前まではあんなにも肌や血液が近く、この指先で仕草の変化一つ一つを感じ取ることができたのに。
俺が、稽古が忙しくて上手く構えなかった所為だろうか。俺が、部活の後に真っ先にあの人のところに、行かなかった所為だろうか。俺が、可愛いと言われるのを否定し続けるからだろうか。俺が、あの人を泣かせるような意地悪を言ったからだろうか。俺が、あまりにも拗ねるからだろうか。…俺が、何をしただろう。無意識にあの人を傷付けることが、嫌だ。
ああもう。
こんなに絡まった思考に静かな曲を注ぎ込んでもきっと同じことを考え出すんだろう。今からまた、シンフォニック・メタルを捩じ込んで来ようと、思う。すべて杞憂なんだと、俺の思い込みだと、いや寧ろそう考えることすら忘れられるくらいに唸る、楽曲を。
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