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┗シークレット・ワード(135-144/144)
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144 :
跡部景吾
2010/03/07 20:59
未だに残る閊え。
たぶん、この町での…な。
ずっと考えていたが、ようやく今分かった。
きっと、俺の中でこの日記を終わらせることが俺の中での最後の役目なんだと。
あいつにさよならを告げた後、やっと俺の役目も終わったと感じていた反面、何か引っかかるモノがあった。
何だか分からない。
手探りで、ずっと自分の中で「答え」を見つけていた。
それが、これ。
この日記を最後まで書き続けること。
日記名は変えてしまったが、名の通り…ただ静かにこの日記を書き綴れたら、と思う。
せっかく手にした日記。
最後まで書かなくちゃいけねぇな。
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143 :
跡部景吾
2009/10/18 16:43
町に数日入れなくなって、もしかしたらと嫌な感が働いた。
そう思うと…
何故か、あいつの事を思い出して…
何故か、あいつが泣いてるように思って…
何故か、急に心配になった。
忙しい毎日の中
時間が出来れば、夜の町へと足を運び、あいつの日記を読んで
あいつが元気な事を確認して
安心して
それすらも出来なくなると思ったら、凄く焦った俺が居た。
結局、今も昔も何ら変わりはねぇ。
あいつを追いかけているのは、俺だ。
あいつを大好きなのも…
きっと、この俺だ。
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142 :
跡部景吾
2009/07/08 19:56
日記を開かなくなって、約2ヶ月。
どこか、遠ざけたかったのか…怖かったのか。
やっと埃まみれの日記を開こうと意気込んだものの、一瞬にして書きたい事が吹っ飛んだ(笑)
昨日は七夕だったな。
生憎と、夜は余り良い天気に恵まれず、うっすらと曇りがかっていた。
彦星と織り姫は無事に会うことが出来たんだろうかな。
この町にも毎年恒例、短冊が配布されているが…
願い事を書こうにも、少しだけ躊躇う俺がいる。
町の皆は、可愛らしいくらいに自分の願いを短冊に込めているがな。
俺の願い…
#あいつが笑うなら、願いは必要ねぇな。
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141 :
跡部景吾
2009/05/10 06:19
沈みかけている板を覗いては、何かしらの言葉を残そうと返信を押しては止める。
次の日に、再び同じ動作を繰り返しては思いとどまる。
日に日に位置の変わる板を見ては、また一つの勇気が生まれる。
何かをする勇気。
何かを言う勇気。
学校なり、仕事なり、もしくは恋愛なり…
勇気には余り無縁なものだと思っていたが、何かを感じたときに出す勇気位、大事な勇気はねぇな。
そういえば、あいつの日記のタイトルが元に戻っていたな。
何故か少しだけ安心した。
少しだけ…懐かしく思えた。
遅くなって悪いが、300突破おめでとう。
毎回思うが…早いな(笑)
これからも完走まで、見守らせて貰う。
お前の綴る言葉一つ一つ、大好きだ。
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140 :
跡部景吾
2009/05/04 10:09
以前、どこにいても見つけてやると言ったことがある。
何となく…いや、直感であいつだ、と見つけられる自信があったからな。
あいつの雰囲気と、話の仕方。
言葉の表現の仕方…
それから、温かさ。
どこにいても、分かってるんだよ。
お前がどこかに身を隠そうと、その身を探すことなんか容易い事だぜ?
お前の涙の理由、俺が知ってる。
知らなきゃならねぇ理由、だろ?
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139 :
跡部景吾
2009/05/03 14:09
自分の中に有るモヤモヤを、自分なりに解決するのに沢山の時間を要した。
沢山考えて。
悩んで…
それでも答えが出なくて、更に時間を求めて。
その間、自分の空間が欲しくて、ずっとそこに留まって。
気づけば、一ヶ月が経とうとしていた。
久しぶりに足を運んだこの町も、相変わらず温かく何ら変わりはねぇが…
気づかない内に、大事な物を無くした気がする。
多くの時間の代償に、一番大事な物を落としたみてぇだ。
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138 :
跡部景吾
2009/04/11 23:55
日にちの感覚ならず、時間の感覚がない。
1週間が、1ヶ月の様に感じて…
1ヶ月が、一年に感じる。
たった数日間の時間が、人より何倍も遅く感じる。
あいつと定期的に顔を合わせていた時にも、薄々気づいていたが
きっと、俺が思っている以上に、俺があいつを探しているみたいだ。
探している。
いや、ただ会いたい一心に。
あいつと暫く会って居ないが、もう数年顔を見てない気分に追いやられる。
それでも、やっぱり追いかける事は止められねぇんだわ。
俺が大好きなあいつを、な。
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137 :
跡部景吾
2009/04/09 23:22
時間に追われる日々を過ごせば、考える事を忘れる。
…が、少しだけ時間が空けば、どうでも良い事が頭を過ぎる。
#この手を思いっきり伸ばした時
#最初に手を握ってくれる奴は誰だろう。
#最初に俺を探し出せるのは、誰だろうか。
こんな馬鹿な事を考えるのも、ほのかに暖かい季節のせいだ。
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136 :
跡部景吾
2009/04/05 20:52
気づけばエイプリルフールが終わっていた。
せっかく、年に一度しかない日なもんだから、何かしらしてやろうと思っていたんだがな。
…今日は何日だ?と、問う俺を不思議そうに友達が見つめる位、日にちの感覚が無くなっている。
春は穏やかで、出会いがあって…もしくは別れの時期でもあって…
そんな夢みたいな事を言っている前に、春は一番忙しい時期じゃねぇかよ。(笑)
見慣れない顔。
慣れない環境。
それと…落ち着かねぇ気持ち。
いい加減時間を与えてくれねぇと、フリーズしちまいそうだ。
…あいつに、会いてぇ。
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135 :
跡部景吾
2009/03/24 16:24
外を見渡せば、やっと地面が顔を出してきた。
春だな、と思いきや今朝再び外に出れば、地面が白い絨毯で覆われていた。
また、冬に逆戻りかよ、と小さく呟き、今ふと外に出れば、再び地面が顔を出す。
今年の春は、随分と気まぐれなんだな。(笑)
もうすぐ春。
いや、もしかしたらもう春なのかもしれねぇ。
春は出会いと別れの季節、らしいな。
聞き様によっちゃ、あまり良い感じはしねぇが、俺からしてみれば、春は新しい自分を見つけるチャンス。
自分の欠点の決別の季節、だな。
他者に置き換えれば、すごく寂しい印象を与えるも、自らに置き換えれば、どうって事ねぇ。
まぁ、新しい出会いの中で、新しい自分を見つけるチャンスがあるかもしれない、という部分では、他者に置き換えている部分もあるだろうがな。
…そんな事を、ただ一向ぼんやり考えていたら、いつの間にか、この町も新しい町への準備を始めていた。
新聞を読んだ時は、改装期間が頭に入っていたが、余計なことを考えると、すっかり抜けるものだな。(笑)
あいつは元気にしているんだろうか?
新しく生まれ変わった町で、桜と共にあいつの顔を愛でたいものだな。
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