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┗跡部と手塚が、(148-157/157)
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157 :
跡部景吾
2012/08/09 02:46
随分と久し振りに、表紙を開く。
御前が俺に残した言葉は何時見返しても綺麗で、心を揺さぶり、解き、温もらせ、締め付ける。
後にも先にも、恋をしたのは御前だけだ。
…こんな事を言いたかった訳ではないが、連絡を取ろうと思い立ったのが此の時間だった。
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156 :
手塚国光
2011/09/18 13:18
腹が減ったが、両親は留守だ。
一抹の不安を抱きながら、カップ麺を作る事にした。
無理だ。
小袋が多過ぎる。
粉以外は先に入れるのか？
解らない。
終いにはカップに書かれた手順を読んで麺を溢す始末だった。
誰か何か作ってくれ。
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155 :
手塚国光
2011/09/17 13:17
明け方目覚める。
決まって３時前後。
夢見も悪くないのだが、意識が急浮上し、瞼が勝手に開く。
再びうとうとと眠りに落ちる中、跡部に言われた事が思い出された。
知人の事。
幸せなら其れで良い。
俺が関わる事はもう無い。
もう平行なだけの関係だが、並行で居る事は出来る。
其れが、俺と彼等との関係。
充分過ぎる関係な気がした。
積極的に友人を作る質ではない俺だ。
過去を振り返ると、もう、暖かい友人は必要ない様にも思えた。
寂しくなるから、哀しくなるから。
今在る世界を広げたくない。
臆病な俺だ。
跡部は、眩しい程クリアに傍で立って居る。
一体俺は何がしたいのか。
俺にすら解らない。
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154 :
手塚国光
2011/09/14 13:37
さて、跡部と月見をしたわけだが。
増しまして綺麗に成って居た気がする。
贔屓目ではない。
団子、美味かった。
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153 :
手塚国光
2011/09/12 09:17
呆けて居て、携帯電話を階段から落とした。
使えなくなった。
厄介な事が増えた。
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152 :
手塚国光
2011/09/10 20:35
何処までも律儀な男だ。
其の様子に安堵した。
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151 :
手塚国光
2011/09/09 16:43
久方ぶりに帰って来た。
暫くの間は代休で時間が在る。
どの面下げて、と思ったが開き直りも肝心だ。
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150 :
手塚国光
2011/03/25 14:00
街を見渡せば知った景色は今は無く、
ただ何となく、途方に暮れたくて足を向ける。
人通りの減った街に、安心感を覚えた。
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149 :
跡部景吾
2010/09/01 01:09
何度も何度も、読み返して居る。
彼奴は此の日記を、板を、読み返す事が在るだろうか。
感情を、唇を噛んで閉じ込める。
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148 :
跡部景吾
2010/07/16 00:14
律儀な男め、
(余計に寂しい)
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