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絹豆腐を君に、(end!)
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444 :
切原赤也
2009/10/08 23:16
き み を こ こ ろ か ら
# あ い し ま す 。
俺は馬鹿かと笑っちまうんですよ。
人をこんなにも好きになって、そりゃ初めてコンナに長い時間一緒に居るモンだから…、自分も周りも想像以上なわけ、デ。
好きになるとさ、簡単な事が難しく見えて、難しかった事が簡単になる。
何処が好きって、聞かれて答えることは簡単でも
何で好きか聞かれると答えれない。
>先輩が先輩だから好きになった
此れしか言うこと無くてさ、ウン。
でも、こんな事を本人に言うのは照れくさくて、付き合う前の方が好き好き、らぶらぶ言ってられていたんじゃないかと。
先輩と居て、毎日試行錯誤で、理想を掲げても全然近付けなくて。
格好良い男演じても直ぐ、甘えちまって其の度に此れが俺だって言い訳付けて。
あのね、せんぱい。
言いたかったけど言えなかった事が在る。
軽くなっちまいそうで、ずっと言えなくて、
あのね、先輩、せんぱい、
俺が愛してンのは先輩、だけです。
ダチの事も好きだけど、何時だって先輩優先に生きてンだよ。
先輩が外に行かないで隣に居ろ、って言ったら俺は黙って誰にも会わないで隣に居るから。
俺が毎日長々と真田副部長に組まれたメニューをこなせるのは朝聞こえるオハヨウと、ふとした時に触れてくれるその腕と掌と先輩から伝わる温度のお陰なんです。
毎日、今日も楽しかったと笑顔で一日を終える隣に先輩が居るから楽しいだけじゃなくて“幸せ”って気持ちがプラスされるんだよ。
だからね、だから。
此の先も俺はアンタを幸せにするから。
俺についてこい、なんてデッケェ台詞云える程男前じゃないから。せめて、
# 俺と一緒に歩きゃ良いじゃないッスか。
位には言わせて。
アンタと出会わせてくれた事は神様に感謝したい、
（俺が赤目になる特異な体質にした事は恨むけど）
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