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低温火傷
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494 :
鳳長太郎
2013/12/19 00:13
もしかしたら、俺は。
怖かったのかもしれない。
変わり行く貴方達が、或る人に影響され浸食され、一歩ずつ遠退いて行く其の後ろ姿が。
……違う、そうじゃない。
俺が本当に怖かったのは、
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雨が降る。
傘を差して空を見上げる度、鈍色の中に緑色を見る。
勿論実際はそんな事なんて無いけれど、…頭の中を過ぎるんだ。
二人が居た、あの頃。あの声。あの笑顔。
傘をくれた先輩。
ダーリン、ってふざけて遊んだ先輩。
甘えてばかりの俺に、色々と教えてくれた。
人と向き合う事、気持ちを汲み取る事、誰かと時間を過ごす意味、信頼とか、人として大事な事を。
もう会えないって言うのは解って居る。
だから、…ああ、また怒られそうだな、俺。
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