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低温火傷
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495 :
千歳千里
2013/12/30 21:47
何で年越し蕎麦ち、年越しに蕎麦を選んだとやろう。
ふと湧いた疑問に、一緒にラーメンば啜っとった謙也が顔を上げた。は?て、そらもうあからさまに怪訝そうな表情で。
「長く真っ直ぐに生きるとか過ごすとかそんなんや無かったか?」
ほお。
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真っ直ぐに、生きて来られたやろうか。
真っ直ぐち、何やろうか。
人に対して真摯で有ること、自分に正直で有ること、間違わずに選ぶこと。
果たして其れが真っ直ぐなんか解らんばってん、一年ば振り返り何が有ったか考えた時、矢っ張り後悔する事の方が多く有る。
勿論中には良い事も有ったばってん、記憶は如何やら其れよりも色濃く残る後悔を先ず滲ませる。
正直、何もしなければ何も生まれん事を良しとして此の一年を過ごしてきた。
特段欲しい物も無く、変えたい物も無く。
変化する日常を、如何に変化させずに居られるか。
…其れを逃げち捉えられた事も有ったばってん、其れでん、今有るものを失わずに過ごせた事の方が俺は嬉しかったように思う。
そう考えたら平年よりは明らかに後悔は少なく、未だ穏やかに今年の終わりば迎えられそうで。
此れが良いのか悪いのかさておき、…真っ直ぐとは言われんやろうね。
長い息で過ごした一年とは思うても。
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失った物の数は少なかれど、
失った物の価値は計り知れず。
其処に“居た“跡が、愛しくも哀しい。
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「長く真っ直ぐに、なら、ラーメンでも良かとやろうか。」
「…縮れ麺なら紆余曲折過ぎるでソレ。」
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