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ふるふるしっぽφ
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81 :
柳生比呂士
2009/03/31 09:00
指先を汚さずに甘く柔らかい実だけを食べるには
一人に期待をかけすぎないこと
ですって。
ずるいです
やっぱりずるい
茎を取るなり葉を取るなり皮をむくなり種を出すなり
食べるには指先くらい汚れて当たり前
「甘くて柔らかい実だけ食べたい」
実を味わい同じ甘さと幸せを感じたはずでも
そういったあの子と私では違うようです
そんな考えを知ったら
私だってそうしたい
でもずるいなんていえない
あの子も私と同じだったから…苦味も指先が染まるのも知っているから
甘い果実にたどり着くまでの辛苦もそれにさえ微笑める要素があることを知っているから
＿
#泣いている泣いている
#頬に出来た２本の川が消えないよ と 訴えて助けて助けて叫んでる
#俺が新たな人に愛を囁けば囁くほど 我侭な紳士は胸を押さえてうずくまる アイツと区切りをつけられていないことで
まだ彼とお別れもしてないのに
まだ彼を慕う心があるのに
もう一人の自分があの人に囁く言葉も嘘ではなく
…これじゃ手を差し伸べてくれたあの人にも失礼だ
同じ時期に生まれたはずなのに、私は消えてしまう
消えると言うより、もう前には出てこられない 出たくもない
うちの詐欺師が幸せになれれば、私の頬を伝うしずくもやがて枯れるでしょう
#高く掲げられたまま待ってくれている両の手に飛び込めば、それで全部終わるのに 自分の分身を心の奥に追いやるのが嫌だ
勝手に出てくれば良いのだけれど、私がいるだけで彼を想い続けていることになるような
所詮本体の手の内なんですけどね
半なのか完なのかわけが解らない我が家ですが
でもどことなく明確な仕切りもあって
確かに個々に生きてしまっているので
自分も悪いと思わないし誰も攻めないのだけれど
…面倒くさい
あとじゅうごじかん
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