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あるこう
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8 :
不二由美子
2008/10/03 01:16
惚気日記をたーーーーっぷりと書く予定が実は光の速さでお別れしちゃったのよね。だけど別に他にも書く分身のことがないわけでもないし、このまま書かせてもらうわ。とりあえず今日まではＫくんについて書くわね。その子とつきあうときに最初から最終的にはどういう原因で別れるかは分かってたわけ。普通は別れると思ってつきあい始めることはないというかあるべきではないはずなんだけど、しょうがないのよね。だってわかっちゃうんだもの。私ってば天才占い師だし。ただ予測ともしくは期待と違っていたのは、もっと長く一年と少しくらいはお付き合いしたかったなと思ってたわけ。でもＫくんはとっても魅力的でどんどん惹かれちゃってなんだか（私の分身とＫくんの）二人が思っているのとは別の方向に行きそうになっちゃったから別れちゃった。別れた原因はもちろん予め分かっていた通りの理由よ。そういうこと言ったら嫌われちゃうかしらって思ったら、Ｋくんはそんなことないみたいで、Ｍくん（また別の私の分身のお友達よ）以外で初めて理解をしてくれたの。ますます惚れちゃったわ。
だからまだ大好きなんだけど（そのＫくんと付き合ってた分身は）恋愛スイッチをオフにすることにしたわ。だってこんな私（達）の思考を理解してくれる友達なんてそういないわよ。逃すのは惜しいじゃない？（笑）私の人生で（何年の人生かレディに聞くような子にはお仕置きよ）理解を示してくれたのはたった二人。Ｍくんは初めて寛容を示してくれたとても大事なおともだち。そしてＫくんは初めて私（達）のへんてこりんな思考に共感をくれた人。共感してくれるひとなんて一生出会えないと思っていた。もっと他の形で出会えたのならそれは恋人関係のままでもよかったのかもしれないけど、ああいう風に出会えて、そして別れ話をしたからこそ、僅かながらも他人なのに心からの共感できるということを知ってとても嬉しかった。もうお友達なのに恋愛部分ではまだ大好きなのでうっかり恋愛スイッチが入りそうになると困っちゃうんだけど（笑）そんなときめきが人生に少しくらい余韻として残っていてもいいわよね。一生かしばらくはどうかわからないけどその分身は恋愛スイッチをオフにする人生を選んだんだから。―――･･･Ｋくんへ。好きになってくれてありがとう。大好きって気持ちを教えてくれてありがとう。これからもよろしくね。―――
次は誰の（どの分身のことを）書くのかもう決まってるんだけれど…。でも、その前に私の自己紹介部分をどうにかしなくっちゃね。どうしようかしら。次の（分身の）恋愛相手は決まった人は居ないの。私が恋愛のことについて語るって方針は変えないつもりよ。だけどＫくんへの想いも（その分身にとっては）一生に一度の恋の相手になるかもしれないんだからとっておきたいし。ああ、そういえば「顔」について書くのを忘れてたわ。好きな場所を顔って書いたんだけれど、それは彼の顔立ちがステキだからって理由じゃなくて、同じ恋人紹介で書いてある初キスで顔面を手のひらでぐいって押しのけたのにそれなのにめげずに再び顔を近づけて強引にキスしちゃう彼のへこたれない真顔にびっくりしておかしくてそれからときめいちゃったからよ。ほんと最初から（最後まで、とはまだ言い切れないところが未練ね）ドキドキさせてくれてホント心臓に悪い子。
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