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朧月夜の花灯り
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11 :
柳蓮二
2008/10/19 23:21
#一時を、
余韻に浸る間も無く、日常は俺の前に現実を突き付ける。
然し、今は一時。振り返る時間を。
先ず、彗/星の集会にお邪魔させて貰った。集会に出ると云う事自体が初めての事。右も左も分から無いが故に手探りでの参加。常に溺れ気味と云う失態で益々の精進を誓う事に成った。其れにも関わらず色々と話す事が出来、皆の言葉に触れられた…素敵な夜を感謝する。最後は急な去り方に成って仕舞い、申し訳無い限りだ。
お言葉に甘えて又、声を掛けさせて貰おう。と、一人決意をした夜だった。
そして其の後、約束の者と暫しの語らい。
祭りへ行こうと言っていたのだが、何故に態々俺の苦手な場所へ赴こうと云うのかと苦虫を噛み締めつつも彼奴には…弱い。結局は札を探して二人彷徨う事に成る。然し彼奴の手は温かかったと、最後の方は躍起に成って仕舞った、な。札を見付けたのは俺だった。願いは…卑怯な真似を、否。
此処からは未だ、――未だ。
#紡ぐ、掌
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