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朧月夜の花灯り
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167 :
忍足謙也
2010/01/04 00:45
気付いたらアカン事に気付いてしもた。最低や。せやけどもう手も離されへん。電話越しに泣いた夜を思い出した。あの時から俺は何も変わってへん。相変わらずズルい侭や。此のズルさを捨てきられへンから、何時迄も弱い侭なンやろうな。解っててもどうしようもあらへんけど。
――…何時から、
テニスしたい。走り回って、全部忘れてたい。汗だくに成って、一心にボール追って、其れだけを考えてたい。勝って嬉しいて、負けて悔しいて、泣きたい。こんな風に、鳴きたいワケや、無い。
憧れはずっと、キラキラした侭。
汚れきった掌を擦り抜けて、く。
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