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ブルーフィルム
 ┗66

66 :仁王雅治
2008/11/11 19:43

学校帰りに河原に寄って、水草を取ってきた。
この時期に素足で川ン中に入るとか正気じゃないぜ、マジに。
足の色は青くなるわ感覚は無くなるわで散々だったが、タニシが喜ぶ絵面を想像して乗り越えた。
喜ぶ絵図ったって、タニシが両手を挙げて喜ぶワケでも無し。正気の沙汰じゃねえよな。

そういや授業サボって保健室で本を読んどったんだが、その中に面白い表現があったんでメモっとく。

ホストに恋をしちまった著者のエッセイなんだが、その中のエピソードの一つに目が留まった。
端的に言や、著者が、ホストとデートしとる最中に周りからの好奇の視線に耐え切れんようになって苦しむ話じゃ。
傍目には親子にも恋人にも見えん組み合わせじゃけえ、どうせ金で男買って連れ回しとるんだろ、惨めな女だな、
っつー風に見られとるんじゃないかと自意識過剰にも感じちまって、情けなくて泣きたくなった、ってな感じなんだが。
(実際は自意識過剰でも何でも無く、本当に見られとった。っつー詳しいエピソードは省略しとく)
それを「自意識の地獄」と表現しとったんよ。その言葉が何か妙に印象に残ってな。

「自意識の地獄」ってのは誰にでもある話じゃ。
自意識過剰っつー言葉をよう聞くが、それには二種類あると思う。
肥大した自意識が過剰に反応すんのと、何らかによって傷付いた自意識が過剰に反応すんのと。
要は、周囲の視線をポジティブに捉えられるか、ネガティブに捉えられるかっつー話なんだが。
後者は正に「自意識の地獄」に陥っとるんだろうな、とぼんやり考えた。

あー…ちなみにタニシは水草についてノーリアクションだったぜ。
全く、つれないねェ。



私信
>淡雪に惹かれて。
 50祝い有難サン。ダラダラ書いとったらいつのまにか60も超えとった。
 100を超えるのは何時になるんか検討もつかんが、生暖かくページ捲って貰えりゃ幸い。

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