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深淵の青のように
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104 :
跡部景吾
2008/12/12 10:02
充分に暖めた掌から零れ落ちていってしまった彼奴の言葉ときっと何処かで気持ちの整理をつけきれていない俺の曖昧な温度の差が心地良かった時期が綺麗さっぱりと過ぎ去ろうとしている。俺はと言えば其の侭の関係を望んだものの此方からの電波を出せないで居る体たらくに寒い布団から出る事も出来ずにそして引き篭もっちまう事も出来ずに毎日を過ごす。
きっと直ぐに元には戻る、けれど今しばらくはこの生ぬるさに浸って居たくて困る。
前向きに、というか休憩を、というか。
きっとそんな時期なんだと思う。
雪が早く振れば良いんだが。
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