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深淵の青のように
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70 :
跡部景吾
2008/10/31 10:13
踏み込みの力を殺す事無く肩から自然に出るフォームが一番美しいと思う。
一手一手先を読む様に組み立てていく其れは球を打てば打つ程に俺に構築されてゆく。
此処に打てば必ず返って来る場所が有る、動けば此処に打たざるを得ない、範囲を狭め俺の予測の範囲を減らし、確実にゲームメイクしていく快感。
全て読まれていると相手の心に思せた瞬間の高揚感、優越感。逆に言えばポイントを取られた時に学ぶ知識欲を満たされる感覚。
此れだからテニスは止められ無ェと思う。
高い場所に上り詰める理由はその場所の相手とやる方が格段に愉しい故に。テニスに関して言えば下の奴らには興味は無ェ、単純に上を目指すのみ。
だから俺は毎日アンツーカーを踏みしめる。
>誰にでも優しい？
聞かれた。そう思われンのも気の置ける相手だからか？ンな事も無いだろうとも思うが…
俺の周りには良い奴が多い、からなァそれでじゃねェのと漠然と思う。
其れなりに痛々しい事も考えていたり下心が有ったりするんじゃねェか、多分。
他人事なのは俺自身が余り良く分からねェから…とでも。
昨日10時に寝ちまった。勿体無い事した。
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