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†迷夢の虜囚は楔に繋がれ†
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398 :
乾貞治
2011/06/17 05:35
梅雨時期の景色は左程変わる事は無い。
変化に乏しい中で強い湿気を帯びた空気と雨音だけが包み込んでる様な感じがする。
長く降り続く雨も小休止なのか、目覚めてみるととりあえずは止んでいた。
が、何時でも崩れる様に見える景色では傘は必要不可欠だと思える。
小雨程度なら濡れても構わないと校舎間を移動した所為か、濡れたまま放置した所為か、少し風邪気味になってしまったらしい。
予想出来ない訳では無かったが投げやりな俺の犯した愚かな行動の一つだろう。
面倒臭がりなのは相変わらずで、ほんの少しの行動で折り畳みの傘を使えば良かったのだろうが、鞄の底から取り出し広げ使用した後に濡れた傘を手にしたまま移動すると云うのが面倒だと思ってしまうあたり横着で、当然の事ながらリスクを背負い風邪気味になってしまっても文句を言うところも無いと云う感じだ。
只、昨日は知人と行動していたので合わせた所為でもあるが…。
体温を奪う雨の冷たさが時に心地良いとか思う事もあるのは、きっと蒸し暑い梅雨時期の気候の所為だろう。
体温を奪う雨よりも失っている熱は何処に消えるのか。
トマトは身体を冷やすのには最適だが、今日の朝食からは抜いておこう。
余ったトマトを野菜汁に加えて緑よりも赤く染めてみるのも甘味が加わり良いかもしれない。
きっと青学の部員も喜んでくれるだろう。
立海の蓮二ならどんな野菜汁を作るだろうかと、ふ、と考えたりした。
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