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33 :手塚国光
2009/06/07 21:19
部活帰り、時折通りかかる駐車場に一匹の黒白ねこが日向ぼっこをしていた。
猫好きの俺が見逃す事ができるだろうか。
>いや、否！
と言う事で脇でしゃがみこみ様子をうかがう事に。
どうやらかなり警戒しているらしくまんまるい青い瞳でこちらを凝視している。
>かわいい。
落ちてくるテニスバッグを抱え直し、驚かさないようにじっとこちらも見つめる。
見つめあう事十数分。（長い）いい加減足が痺れてきた頃に猫が動いた。
間近まで出てきてくれ、俺を見上げる猫。
>かわいい。（二回目）
にゃあ、と一鳴きすると靴にぽむ、とワンパンチ（にゃんぱんち？）
ふと気付くとここへ来た頃には夕日が差していたはずなのに辺りは夕闇に落ちていた。
成程帰れと言う事だなと思わず猫を見返す。
>見つめあう。（二回略）
にゃあともう一鳴きされたので手を振り自宅へと向かう俺。
なんとも癒される出会いだった。
…オチが無いな。（ぽそ）
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