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遺言.
┗132
132 :
柳蓮二.
2010/06/03 20:10
蒸し暑さに融けた脳を垂れ流して居る様な心地に目が据わるのが、解る。
暑い。尋常では無い。
街灯のチラ付きが煩わしくて、
> ( そう、こじつけて。)
カーテンを引いた。
沈む黒に、じっと潜む様に。
息を殺せば、駅のアナウンスが遠く、未だ削げぬ此の耳に届く。
汗に湿る利き手を握り締め、瞼を落とし、数える。五千から、零迄を。
四千九百九十九、四千九百九十八。
停止、早送り、───再生。
以下続行。
- - - - -
虚ろな溜め息が、何やら熱い。
もう何度目だったか、
懲りないループは歪過ぎて、最早原形を留めては居ない。
此処に、其処に、在って無い。
__、
掠れて仕舞って遣り切れない。
熱くて寒い、此の矛盾も。
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