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遺言.
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95 :
柳蓮二.
2009/11/12 01:06
此の心臓の鼓動と、喉を裂く無音。
可愛い可愛い琥珀の目の修羅が、相変わらず食えない物で。
> ( 動けずに、)
呼ぶよ、だから。
何度でも。
不思議と飽きが来ない、其の名を。
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、 。
- - - - -
曲がらなく成った指同士を、自ずと組み合わせて握る。
少し、ほんの少しだけ黙って、左手の指の腹で関節をなぞって、握り直して。
視界には何も映さぬ様。
> ( 貰い損じに留まらず、)
独り上手で結構。
手袋を購入する予定は、故に無い。
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Mission；炬燵で蜜柑
部活の行きしなに買い置いた蜜柑を最早朝の時間帯に食す中三男子、若干二名。
健全なのか不健全なのか今一つ判断に苦しむ所だが、淹れて貰った温かい茶も相俟って和みの一時を満喫出来た。
…時に仁王、御前の＿は少々味が薄い。
先ず体に見合う最低限の栄養は、毎日きちんと摂る事。
ほら、良いから、口を開けろ。
> ( 嗚呼、不健全。)
何、単なる遊び心だ。
破廉恥な内容では無い、と日記主の名誉を守るべく補足として追記する。
Next Mission；鍋
現在チゲ説が有力、暫定。
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8:2から転じて1:9に成った様だ。
垣間見た輪郭が著しくぶれた気がして、何だか笑いが止まらなかった。
午前六時の、三分前。
> ( 味覚の話、)
混ざり切らない色を紙に荒く乗せただけの様な、…若しくは、試合に勝って勝負に負けた様な。
決して気持ち良いとは言えない、
波に似た痺れを、──食い、潰す。
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錆びた錠を投げ捨てて、
歪んだ其の箱を開けたのは誰、だった？
柔らかい金属。熱の伝達。
濃
い
>霧 (深くて、見得ない。)
に溶けて消
え
て
仕舞えば、何かが変わるなんて。
迷い言だよ、あれも此れも其れも。
眠たい、……気持ち、良い。
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