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一直線めいろ。
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139 :
鳳長太郎
2009/06/05 01:22
大好きでした。踊る指先から奏でられる音達は、いつもいつも優しくて、溶けかけのマシュマロみたいで。そんな音を出したいと、ずっと憧れてました。俺はいま、その音を出せていますか?どんな風に聞こえてますか?…ねぇ、先生。
ピアノのレッスンをしてくれていた先生が、今月で『先生』を卒業します。
寂しい気持ちが、花咲き乱れるワルツに雨を降らせます。胸が苦しくて、声に、言葉にならなくて…だからせめて音だけは笑顔でいるように選曲したワルツ。それなのに、涙を堪えられなくて雨が降るんです。
先生が俺の『先生』じゃなくなっても、忘れたりしません。先生も、先生の音も。だから俺のことも忘れないでね。
大好きでした。
俺の憧れでした。
俺の目標でした。
残りのレッスンは(今夜沢山泣いたから)楽しく笑顔で!
よし…大丈夫!
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