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徒然なる香夜の恋文
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11 :
跡部景吾
2009/04/11 21:02
風に巻き上げられ散る花弁は屹度最後の桜の花弁
道路に敷き詰められる白は踏まれる前の美しさを閉じこめて
雪片のように、穹に舞う
ソメイヨシノが終われば八重桜、
ゆっくりゆっくりと咲いた桜の散り際もゆっくりゆっくりと花弁を散らす
まだまだ、視界を愉しませてくれる桜の季節
…部活を終え帰宅して直ぐ携帯を充電器に差し込む
>聞こえない声、
>一人では広すぎる部屋
最近使用頻度のめっきり下がった携帯の充電ランプを見ながら
彼奴は今、何をしてるんだろうと、ぼんやり思考する
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